黒江ぬりもの館へようおこし

黒江ぬりもの館のなりたち

黒江ぬりもの館は、元々、160年前の江戸時代末期に建てられた漆職人の家です。2階は職人の作業場として使われ、漆器等を乾かすための室(ムロ)などがあった為、少し住居としては変わった形になっております。立派な梁(はり)が見える2階は、細い急な階段から上って頂けます。出来るだけ昔の元の状態が分かるように残しておりますので是非、ごゆっくりご覧ください。

2019年現在から遡ること、約30年前に漆器ギャラリーとして動き出し、15年程前からギャラリーカフェとしてリニューアル。代々、黒江の女性達で建物を守って参りました。
2018年1月新たな体制になり、改装工事後にリニューアルオープンし、現在に至ります。沢山の応援や取材を頂きつつ、黒江ぬりもの館を今後の黒江の未来に残して行くため、奮闘中です。沢山の人に支えられて、次の世代にお渡しできるよう、大切に修繕して使わせて頂いております。これからも黒江ぬりもの館を次の世代へつなげていけますように、応援頂ければ嬉しいです。

黒江の女性がお出迎え

黒江を訪れられたお客様をおもてなしするのは、黒江や海南市内に住んでいる女性達。この黒江の憩いの場を長くずっと守って下さっております。近所で生まれ育ったメンバーで切り盛りされているぬりもの館では、スタッフは大体、黒江のおもしろネタ、黒江あるあるを持っております。昔の黒江の話なんておしゃべりしながらランチやお茶を召し上がって頂けます。「黒江のおばちゃん」は変わらずにぬりもの館で皆様をお待ちしております。

ランチメニュー

黒江ぬりもの館では、和歌山産のお米や野菜をメインにしたランチをご用意しております。四季折々の旬の食材を使ったランチはもちろん漆器でのご提供。

・黒江カレー ¥1,000
 【竹炭・紀美野ぶどう山椒入りの黒いカレー】

・黒江御膳   ¥1,200  
【漆器のお重でご提供 ※数日前要予約】

・黒牛の粕汁を使ったランチ ¥750
 【冬季から春ごろまでの季節限定】

※季節によって、ランチの内容は一部写真と異なります。